『唾液のはたらき』とは?
●唾液のはたらき
唾液には「口腔内をきれいに保つ」「細菌や刺激などから守る」「口腔内のうるおいを保つ」など体にとって重要な作用があります。
●加齢と唾液分泌量の関係
唾液の分泌量は加齢とともに低下し、口腔内の細菌が繁殖しやすい状態になります。また、その他の要因の1つにストレスがあげられます。
ストレスが自律神経に影響し、自律神経が唾液の分泌を抑制すると言われています。
●空腹時や寝起きに口臭が気になるのはなぜか?
唾液の分泌量は時間帯や状況によって変化があります。多く分泌されるのは日中起きている時と食事の間で、睡眠時は減少します。
寝ている間は口の中の自浄作用が低下しています。そのため寝起きは一時的に口臭が強くなりがちです。
また、空腹時にも唾液の分泌量が減少するため口臭が気になることが多いのです。 唾液の分泌には自律神経が関わっていることも知られています。
つまり、緊張すると唾液の分泌が抑えられてしまいます。大切なのは、しっかりとよく噛んで食事をし、ストレスをためずにリラックスをする時間を持つこと。
これは唾液の分泌を促し、口臭をはじめとする口腔内の健康を保つ上で重要なことです。